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第2部 一章【ジンギ!】その1 第三話 力量差を見極める

Auteur: 彼方
last update Date de publication: 2026-02-02 23:39:52

3.

第三話 力量差を見極める

(あなたの好きそうな仕様にしたとか言ってたなアイツ。RPGのことかよ。ていうかこれ本当に現実か? 幻覚見てないよな?)と不安になるジンギ。

「しかし、先生は守護騎士か。ピッタリだな」

「何のこと?」と西川晃(にしかわあきら)が言う。ジンギはアキラのその高い雀力と知識の多さに敬意を表して『先生』と呼んでいた。

「いや、なんでもない」

 そこへマネージャーの萬屋がやって来た。

「おう、ギンジ。来てたのか、いつも協力ありがとうな」と言う萬屋勝の上にはバトルマスターLevel65とあった。

(お! 上級職バトルマスターのレベル65だと?! やるなマサルめ……)

「あー、ジンギさんー。いらっしゃいませー!」と挨拶しに南上虎徹(なんじょうこてつ)がレジ奥から寄ってきた。

「よう、コテツ!」(こいつは何て書いてあるのかな)

 すると、コテツのジョブは意外にも基本職の(魔法使い)と出ていた。

(なんだ、こいつあんなに強いのに基本職か)

しかし……

魔法使いLevel97

「きゅっ、きゅうじゅうなな!?」

「何を言ってるんださっきから?」とマサルが言うがそれどころではない。

(レベル97とは経験値いくつで辿り着くんだ、もうあと2で上限じゃないか。この男、若いのにとんでもないレベル。よほど鍛錬していたのだろうな。あの力は才能だとばかり思っていたが…… 誰よりも努力の男だったか……)

 その日、この3人との麻雀をしたが、萎縮してしまってぼろ負けした。自分の職業やレベルはまだ知らないが、絶対この3人に勝ててる気がしないのだ。

(知らない方が良くなかったか? 足枷になってる気がするが)

 まだ、ジンギはこの能力の使い道をわかっていなかった。これは勝てない相手と戦う事を避けるための能力。つまり、ギャンブルで生活していくためには最も重要な『力量差』を見極める能力なのである。だが、そんな素晴らしい力だということを理解してないジンギは「ちくしょー。変なもの見たから意識しちまって負けたじゃねえか! なんだあの力」と、文句を言いながら帰るのであった。

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  • 【牌神話】〜麻雀烈士英雄伝〜 賛   第2部 一章【ジンギ!】その3 第伍話 ステージクリア

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  • 【牌神話】〜麻雀烈士英雄伝〜 賛   第2部 一章【ジンギ!】その3 第三話 魔術師

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  • 【牌神話】〜麻雀烈士英雄伝〜 賛   第2部 一章【ジンギ!】その3 第二話 神の扉

    18.第二話 神の扉(まずは一服してから行くかー) 買ったタバコをその場で開封してタバコ屋の横にある喫煙スペースでさっそく1本火をつける。「…………ふーーー……やっと吸えた」 そこへ1人の女性がやって来た。「セブンスターのボックスください」「はいよ、蘭ちゃん。今日も打っていくのかい?」「もちろん!」「そこにいるイケメンの兄さんも麻雀するみたいだよ」「えっ、あー。あなたこないだのイケメン…… ジンギさん、だっけぇ?」そう言うと蘭も喫煙スペースに移動してタバコに火をつけた。「そういうアンタは蘭とか言ったっけ。奇遇だな」「今からそこ(麻雀)行くのぉ?」「ああ」「私もなの

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